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2019/02/26

海外への荷物・書類の発送方法の概要 (国際宅配便・国際郵便)







10年以上の記事でも多数の方が閲覧されているようですので、2025年4月全面改稿しました。大幅に変わっています。国際的な物流の規則は非常に流動的なので、常に最新情報を確認するようにしてください。

eパケットは廃止になり、SAL便は一時停止中です。おそらく以前のような形で再開されることはないでしょう。

そして郵便に限ってですが、料金も大幅な値上げになっています。今までが安すぎたとも言えますが。



特に電池関連や危険物に該当するかしないかは特に確認してください。規則は頻繁に変わることがあり、常に確認しましょう。

電子機器、刃物、植物関連、薬品、液体、食品・20万円を超えるような高額なものでない限りは、案外、送れます。ただし漫画やキャラクターのイラスト内容では児童ポルノとみなされることがあることは頭に入れておきましょう。


海外への荷物・書類の発送方法の種類と注意点をまとめます。


2025年現在、ハガキ、封書、書籍以外の物品を海外へ発送する場合は、手書きのラベルではなく、基本的にPCなどで作ったラベルが推奨されます。

ビジネス目的以外の人々にとっては、国際郵便が一番身近な手段になります。

したがって、国際郵便マイページサービスのウェブサイトでアカウントを作成されることを強く推奨します。

流れとしては以下のリンク先の郵便局の初心者ガイドで数分で流れを確認されるといいでしょう。

郵便局 - 海外へのお荷物の送り方 初心者ガイド



※ここでは、一般の人が海外へ荷物を送る場合を想定しています。自動車・バイク、超高級美術品、研究機器、植物、生き物(魚・動物)、等の特殊なものは扱いません。知りたい場合は専門業者に相談しましょう。


発送までの手順としては以下の段取りになります。

  1. 何を送りたいか?(送るものの内容、梱包後の大きさ、重量)
  2. どこへ送りたいか?(送り先の国・地域)
  3. 輸送会社を選ぶ(郵便局 or 民間宅配業社;クーリエサービス)
  4. 発送の種類を選ぶ(船便・航空便)
  5. 具体的な発送サービスを選ぶ。所要日数・料金を考慮
  6. オプションの選択 
  7. 梱包
  8. 持ち込み or 集荷
  9. 追跡(追跡番号がある場合)

送りたい物品はなにか?

送る物品が、発送できない品目に該当しないかを確認します。

国ごとに送れないものが異なりますが、各国共通して国際航空運送協会(IATA)の「危険物に関する規則」が対象とするものは、郵便物の種類(通常郵便物、小包郵便物、EMS)および輸送方法(航空便、SAL便、船便)に関わらず送ることができません。

注意点としては、該当するものは、船便でも送れないということです。


主な航空危険物の品目 ※日本郵政の資料を参照
  1. 火薬類 - 花火、クラッカー、弾薬
  2. 高圧ガス- スプレー缶、ボンベ、カセットコンロ用ガス、消化器、キャンプ用ガス
  3. 引火性液体 - 香水、燃料、マニキュア、塗料、アルコール飲料
  4. 可燃性物質類 - マッチ、炭
  5. 酸化性物質類 - 小型酸素発生器、過酸化物、漂白剤
  6. 毒物類   - 殺虫剤、農薬
  7. 放射性物質
  8. 腐食性物質   - 液体バッテリー、水銀
  9. その他    - 電子タバコ、エンジン、他に、ドライアイス、アスペスト、人に不快感を与えるような麻酔性、有毒性をもった物質。リチウム電池(単体または機器に搭載したもの)は以下を確認。

リチウム電池単体・リチウム電池搭載機器についての注意点


国際郵便については以下ポイントを注意すること

リチウム金属電池・リチウム合金電池(充電ができない乾電池のタイプを思い浮かべるといい)
  • 機器に取り付けた状態であること、または機器に内蔵タイプであること
  • リチウムの内容量、またはワット時定格値等が単電池タイプではリチウムが1g以下、組電池(バッテリー)2g以下であること
  1. 単電池は(セル)、1体に正極と負極を持つもの。単三電池などのものを思い浮かべてください。リチウムの容量は1g 以下。
  2. 組電池(バッテリー)は、説明上は、2つ以上の単電池を接続したものとなりますが、単三電池などがパックされて電極コネクターが飛び出たものを見たことがないでしょうか?あれです。リチウムの容量は2g以下であること。

リチウムイオン電池・リチウムポリマー電池(充電可能なスマホのバッテリーなどを思い浮かべるといい)

こちらはリチウム容量ではなく、出力で判断されます。一般的に、モバイル機器内蔵の電池はこれら要件を満たしています。しかし確認は必要です。
  • 単電池(セル)の場合は、20w/h 以下。
  • 組電池(バッテリー、セルを複数接続して供給するもの。スマホを想像して)の場合は、100w/h かつ外側の電池の容器にそのワット時定格値が表示されていること
そして以下の5点が満たされている必要があります。
  1. 「国際連合による試験及び基準に係る手引書」第3部第38節38.3に定める各試験の要件を満たしていることが証明された種類のものであること。
  2. 製造者により安全上の理由で欠陥があると識別されているものでないこと。
  3. 損傷していないものであること。
  4. 危険な熱、火災または短絡が発生する可能性がないものであること。
  5. 電池の重量が5キログラムを超えないものであること。


これらを満たすと単体でも発送が可能です。

単体電池に関しては、こちらも確認。

郵便局 - 国際宅配便 - UGX オプションサービス等

リチウム電池を搭載(内蔵または取り付け)した機器

海外からスマホを買う、あるいは送るという場合があるかもしれません。その場合はこちらに該当します。

1つの荷物に対してという意味になります。

要件:

単電池(充電できない乾電池を思い浮かべて)が搭載された、機器の場合(コンパクトなデジカメなどに多い)の場合、4台まで。
組電池(充電可能な薄い四角のもの、スマホを思い浮かべて)が搭載された機器の場合は、2台まで。

以上の要件を満たせば、大抵の国には発送できますが、比較的マイナーな国と言っては失礼ですが、そのような国の場合は確認しましょう。


注意点
リチウム電池関係は、年々、厳格になってきている印象があり、特にリチウムバッテリー単体、商品名で言うと、モバイルバッテリーに関しては送れない国が増えているような感じです。

モバイルバッテリーを送るというのは、あまりないかもしれませんが、送れないと考えておいた方が良いかもしれません。



その他注意が必要なもの

国宝や重要文化財に該当する美術品等は、輸出禁止です。

日本刀を輸出する場合は、文化庁へ銃砲刀剣類登録証のコピーや、写真等を送り、重要文化財でないことの承認を得て、許可証を得る必要があります。

日本刀について

私自身、日本刀は5振ほどしか発送したことがありません。いずれも米国宛です。面倒で許可取得に1ヶ月ほどかかりますが、案外、普通に届きました。いずれも800ドル以下だったからでしょう。

一回、ニュージーランド宛に送ろうとして、輸出許可証を取得したものの送ることができませんでした。これは、日本刀を運搬するニュージーランド航空が美術品だとしてもいかなる武器を搭載することができない、という規則があったためです。

したがって、日本の航空会社の直行便が出ているかも、発送可否に大きく関係します。海外航空会社の規則を外部から知るのは非常に困難です。

手順
  1. 古美術品輸出鑑査証明書を取得するために申請する
    文化庁 - https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkazai/kokusai/kobijutsuhin/index.html
  2. 鑑査証明書を梱包が完了した荷物の外側に貼る
    私の場合は、封筒に入れて、フィルムでぐるぐる巻き付け、鑑査証明書在中と大きく記載しておきます。
  3. 発送
    郵便局で古美術品であり、鑑査証明を取得し輸出許可をもらってあることを強調する
    人によっては、追い返されたり、確認などで不当に待たされたりするので、すべて条件は揃っていることを強調する。
ポイント:
発送ラベルには、sword と書いた後に、古いアンティークの美術品であることを書きましょう。

たとえば
Old sword (Antique made before 1900, for collection only)

盗難防止のためにあえて Japanese は入れない、収集目的物であることも記載がポイントでしょうか

失敗談としては、上でも触れましたが
  • 航空会社の規則で送れなかった。JAL・ANAの直行便がある国がいい。
  • 輸出鑑査証明を外装に添付しなかった。
  • 輸出ができなかった場合は、その旨を再度文化庁に申告する必要。
100万円を超えるような日本刀は、ガチの日本通運などを使ったほうがいいですが、個人では対応していない可能性が高いので、業者を探す必要があります。あるいは、受取人に取りに来させるのも手。

その他

日本のアニメが海外でも需要がありますが、アニメーションの内容が、送り先の国によっては児童ポルノの扱いを受けてしまうものもあります。受取人が処罰されるだけでなく、場合によっては発送にしたあなたにも罰則やブラックリスト入りしてしまう恐れがあることを理解しましょう。


木製品も加工度合いによっては検疫証明書が求められることもあります。皮がついた木などは注意が必要です。また物品名の記載内容にも注意が必要です。lumber/ timber は基本的に生木のニュアンスを持ちます。生木は送れません。

可燃・引火の可能性、種・動物の皮革製品・動物の一部(角など)は、特に注意が必要です。ジェトロの人などに聞きましょう。

これらに注意しても、運が悪かったり、発送国の法律によっては廃棄・返送される可能性を
念頭におきましょう。

国際郵便、国際宅配便で送れないものの詳しい情報




ペットの輸出入 動物検疫所 - 農林水産省
http://www.maff.go.jp/aqs/animal/






信書の同封について

EMS、国際小包は信書(手紙)が同封できます!

ちなみに小形包装物はできません。


断られることがあるかもしれませんが、窓口の方が国内のゆうパックを念頭に、荷物には手紙が同封できないと思い込んでいる可能性があります。ゆうパックが信書の同封ができません。郵便法違反です。

しかし、

EMS、国際小包には手紙が同封できます!

たしかに相手の立場になれば混同やむなしと思わないわけでもありませんので、スマホ等でやんわり上の参考ページを見せて納得してもらいましょう。


どこの国へ送りたいか?

郵便局の場合:
国別情報;https://www.post.japanpost.jp/cgi-kokusai/index_ja.php

発送する国の情報を事前に調べておきましょう。

国によっては送ることのできるサイズ・重量が変わる場合があります。また、送ることのできない品目や添付する書類、例えば、税関告知書の種類(CN22, CN23)やその枚数、インボイス(送り状)の枚数が変わってきます。

しかし、現在、国際郵便マイページでラベルをコンピュータで作ることが一般的になってからは、この必要書類の数などは、EMSに限っては自動で判断して作ってもらえます。この意味でも、マイページサービスを利用しましょう。そして電子的に事前に作ったラベルやインボイス、税関告知書以外は受け付けない流れになってきています。





枚数が足りない場合、向こうでコピーしてくれるかどうかは検査人次第ですが、足りないと判断された場合、返送されるか、受取人へ税関から連絡がいき、提出を求められることがあります。

その場合、別に受取人宛てに税関用の書類だけ送る必要や、Eメールにファイル添付して送る必要が出てきます。

また、国によっては追跡番号をつけても、国外を出ると追跡ができない国があります。 この記事を書いた頃に比べて改善されている国もあると思いますが、国際宅配便と違い、このようなことがあるのは、承知しておきましょう。




海外発送をするために利用できる会社

郵便局 


 多くの方が郵便局で、郵便物として海外発送することが多いのではないでしょうか。
国内で越境Eコマースをされている方は、郵便局を利用している人もまだ一定数いるでしょう。

コロナ以降、クーリエサービスに切り替えた人も多いかと思いますが、クーリエサービスで、割引価格の適用を受けるには、毎月、一定数の荷物量が求められる会社もあります。金額で言うと、年間、100数十万から200万円以上、サービスを利用することが求められるでしょう。これは、契約なので交渉次第ですが。

もちろん、留学先の家族へ送る、知り合いへ送る、などの場合、郵便局がまず選択肢であり、主要国であれば、ヤマト運輸、佐川急便から海外提携宅配事業者経由で送るということも選択肢になります。


ヤマト運輸、佐川急便、 DHL、FedEx、等の宅配事業社

クーリエサービスとも呼ばれる) 
 送りたい物品と重量、送り先の国によってはこっちの方が安くなる場合がありますが、送れないものが郵便局に比べて多いです。ちなみにヤマトでは刃物は送れません。ハサミすら送れません。

ちなみに日通等、他にも業者がいますが、送り主(荷送人)が法人でないと受け付けてくれないところがほとんどです。

また、送り主あるいは、受取人の一方が個人であると、送ることができない国がある、ということも注意が必要です。現在の状況では佐川の方が、融通がきく感じでしょうか。


国際宅急便 - ヤマト運輸

飛脚国際宅配便 - 佐川急便



郵便局とクーリエサービスの違い


  • 郵便局では規定サイズ内で重量で料金が変わるが、クーリエでは、容積重量が適用される
  • 配達所要日数が違う
  • 信書は郵便局でしか送れない
  • 通関方法が違う
  • 米国宛では、免税額が違う
  • アフターケアの手厚さが違う。クーリエの方が手厚いが補償は渋い。

容積重量

これは、実際の重量と、荷物の大きさを一定の式で重量と換算した場合に、大きい方が適用されるという意味です。

つまり、軽いけれど、荷物自体が大きい場合は、高額な料金が適用されるということです。郵便局では、規定サイズ内であれば、すべて重量にもとづいて計算されます。

大抵は、自分で計算する必要はなく、Webサイトで計算され、料金が表示されるので手間はありませんが、いちいち入力して確認する必要があります。

航空輸送の場合は、国際航空運送協会 IATA の規定で、6000立法センチメートルが1KGと換算するのが一般的ですが、佐川、Fedex は5000立法センチメートルが1KG。

ヤマトでは、適用されるのは国内と同じ60サイズなどのあれと同じです。

DHL - 荷物の容積重量の計算

FedEx - パッケージの容積重量(寸法重量)の計算方法は?


配達所要日数

これは、いうまでもなくクーリエサービスが非常に速いです。郵便局のEMSもとても速いですが、どれくらい違うかというと、米国宛の場合、EMSでも最速で4日ぐらいかかりますが、FedEx で米国の辺鄙な地域ではない場合、48時間以内に届くことがあり、びっくりされます。もちろんオプションでももっと速いのも選べますが、半日早くなるかといった程度でしょうか。


信書


まず郵便物か荷物なのかということです。荷物とは、信書以外のものと理解して問題ないと思います。
  • 信書(手紙、請求書、証明書、許可証等)はクーリエサービスでは送れません。
  • 別送品は、ヤマトの場合国際宅急便別送品を使う必要がある。通常の宅配便では不可。佐川も不可。
  • ちなみに日本の郵便局で別送品を送る場合は、別送品(Unaccompanied Baggage)と書きます。そして自分が帰国・入国時に、別送品申告書に確認印をもらい、荷物が届いた時にその種類を提出する必要があります。居住している国のガイドを参照してください
※別送品・・・自分宛の国際荷物 例えば、スーツケースに入らない、身の回り品・土産品などの荷物。申告金額が20万円以下は免税になる。酒たばこ等は別に計算。商業目的の利用は不可。

郵便局では、クーリエサービスでは送れないものが送れる。
  • ヤマトでは刃物が送れない。
  • 郵便局では美術品としての日本刀に限り(武器は禁止!)、海外へ送れるが、ヤマト、DHL、佐川は送れない。FedEx  でも送れなくなった。
  • 食品関係は、佐川は受け付けない。ヤマトは米国は現在取り扱い禁止、他の国もほぼ禁止です。
  • 他にも細かく送れないものが、指定されています。

※信書とは - 法律の定義では、「特定の受け取り人に対し、差出人の意思を表示し、又は事実を通知する文書」と郵便法および信書便法に規定されています。
具体例として、
  • 書状 - お手紙ですね
  • 請求書の類 - 納品書、領収書、願書、見積書、申込書、申請書、申告書、依頼書、契約書、紹介書、回答書、承諾書、レセプト、推薦書、注文書、通知書、確定申告書、給与明細 - 事実や意思を表示する文書ですね。
  • 証明書
  • 許可証 -免許証、許可証、表彰状、カード形式のものも含む
  • ダイレクトメール - 文書自体に受取人が記載されている文書、商品んお購入等利用関係、契約関係等特定の受取人に差し出す趣旨が明らかな文言が記載されている文書。
さらに詳しくは、総務省の信書のガイドラインをご覧ください。
総務省-信書のガイドライン  http://www.soumu.go.jp/yusei/shinsho_guide.html
※郵便事業の信書便に関して、民間企業の参入が認められたのですが、参入する業者がいなかったのですね。要件が厳しいらしく、全国にポストを10万本(!)設置しなければならないらしいです。。。




もう一つの大きな違いとしては、通関業務です 。(税関での課税や輸入可能な物品かどうかの検査)


クーリエサービスの場合の通関業務は、税関にて、クーリエサービス会社が申告手続きを代行します。

到着前に内容を電子化してすでに申告していて、小額貨物は到着と同時に許可が下りるマニフェスト通関です。


郵便局で輸出した場合

(※国際郵便は、個人の利用が多いことから、国際郵便交換局内の税関の出張所にて税関職員が通関検査をします。20万円以下の輸入貨物の場合、簡易的な検査で通関されます。20万円以上の輸出入は、通関委任状が必要になります。また、手数料もかかります。郵便通関です。)

※ちなみに簡易通関では、簡易的な検査、抜き取り検査なので、課税されたりされなかったりといったことが起こりますが、クーリエサービスでは必ず課税されます。これは輸入する場合も同様です。DHL、UPS (国内はヤマトが配達)やFedExで発送されると必ず支払いますが、各国の郵便事業者、例えばイギリスのロイヤルメールやアメリカのUSPSで発送してもらうと、税金がかからない時があります。

クーリエサービスでは、関税の送り主払いができます。

郵便は、受取人が払います。
(発送人が払うことができることは、高額なものをギフトとして送る際に便利。知り合いに誕生日プレゼントを送ったのに、受け取る側が、高額な税金を払う羽目になると迷惑ですよね。ヨーロッパ宛てでギフトとして送ったが、高額な税金を払わされそうになり、受取拒否した例も聞いたことがあります。)


過少申告は厳禁

私は、ビジネスでやっており、1万以上の荷物を過去に送ってきました。受取人によっては、過少申告を頼んでくる人間が、稀にいましたが、一切断ってきました。脱税だからです。

ビジネスとして継続的に国際輸送をする上で、信頼は非常に重要なものです。以前、FedEx の通関担当の方から電話がかかってきて、貨物の申告金額が一般的な価格より異常に高い、つまり過大申告をしてしまったのです。

これは、入力画面で、小数点が入っていたため、桁を1つ間違えてしまったことが原因でした。つまり脱税ではないのですが、その時に話を聞いたところ、彼ら業者も、行政から信頼を得て通関業務を代理でおこなっているため、このようなことが起きると、会社と政府の間の信頼に影響が及ぶため、非常に厳格に行なっているそうです。ただ非常に手間で大変だと説明されていました。

ブラックリストに掲載され、今後一切取引ができない可能性を考えたら、行なってはいけないのは自明のことです。もしお得意様だったら、一部を負担するなどといった交渉で対処しましょう。

発送方法・発送モードを選ぶ 

発送モードとは輸送手段の違いです。航空便、船便、その中間にあたるSAL便の3種類があります。SAL便は、何年も停止中で復活の見込みはありませんので、実質、船便か航空便かと考えておきましょう。


クーリエサービス(DHL、FedExなど)は航空便のみです。※海外引っ越しサービスを除く


郵便局の場合、書類以外の物品を送る場合に利用できる、発送方法は、小形包装物・国際小包・EMSのいずれかに限られます。

※ちなみに日本は島国のため、陸路を使った国際輸送がありませんね。イギリスはトンネルがドーバー海峡の下を通っているので陸路が使えます。逆に内陸国は、船便がありません。しかし国際河川を使った輸送がある場合はこの限りではありません。

国際郵便サービス比較表
さまざまなサービスがあるので、迷われるかもしれません。日本郵便の以下のサイトのフローチャートが参考になるかもしれません。

EMS

EMS概要
https://www.post.japanpost.jp/int/ems/index.html
EMS料金表
https://www.post.japanpost.jp/int/charge/list/ems_all.html



発送可能なサイズ
こちらのリンクで、個別の国のEMSの規定のサイズが調べられます。
https://www.post.japanpost.jp/int/ems/size/

国ごとに最大の大きさや重量は変わってきますが、大体が以下の通りです。
  • 最大の長辺が1.5m かつ 縦+横+高さの合計が3m以内 
  • 米国は 最大の長辺が1.5m かつ 縦+横+高さの合計が2.75m以内 
  • 最大の長辺が1.05m かつ 縦+横+高さの合計が3m以内 あるいは 2m 以内。 
  • 重量は多くの国が、30kgまで、一部の国が20kg です。

損害賠償金額
EMSは、2万円までの保険がすでに付いています。2万円以降、賠償額2万円刻みで、50円を払うごとに保険が付けられます。


最大で200万円まで保険が付けられます。その場合の追加料金は4950円になります。2025年4月現在。


荷物が遅延や紛失、損傷した場合、EMS は専用の調査依頼書(inquiry ;インクワイアリー)で調査・照会するため、書留や小包の調査より、早く調査してくれます。
個人が利用する郵便局の国際郵便のサービスのなかで、スピード・補償・ケアの点でトップクラスのサービスです。

私の経験では、カナダ・アメリカ・オーストラリア・ドイツ・香港・中国宛てのEMSは、早く、安心して発送できます。


公式では、2日から4日とありますが、経験上、米国宛ての最速が4日です。カナダ・オーストラリアだと5日から10日の間。ドイツだと5日から2週間。しかしコロナ以降、少し遅くなった印象があります。


通常郵便物以外の荷物に関しては、フランス、イギリス、スペインの場合は、遅いことが非常に多いです。また紛失もしばしばあります。クーリエを利用できるのであれば、クーリエをぜひ利用したい地域であります。


イギリス
現地で民間会社に引き渡されるようで、この引渡し時に、遅延・紛失が多いような印象があります。

フランス
フランスでも民間会社に引き継がれるようですが、こちらもイギリスと同様の問題が見られます。

通関時のトラブル報告が多いと聞きますので、必ず、税関告知書 (CN23)とインボイスは規定枚数を添付しましょう。わからなければ、税関告知書3枚、インボイス3枚の計6枚、余剰と感じるかもしれませんが、いずれも必要十分な枚数なので添付してください。

販売品の場合は、取引時のレシートか画面の印刷したものを入れることで、正規の取引価格の証明になります。写真が写っていることが望ましいです。

スペイン

個人的に、スペイン・ポルトガルは鬼門です。最近は、すべてオーダーは断っています。なぜなら、関税が非常に高いこと、個人的にはトラブルのリスクも欧州の中では高かったこと、非常に時間がかかったことなどがあります。

スペインは、別の会社に引き渡しはないようですが、EMSの場合、確実に遅くなります。

それは、内容品の金額が22ユーロを超える場合、倉庫に保管され、受取人に対して、必要な情報の提出が要求されるからです。

EMSで送ったのに1ヶ月かかって、税金もたくさんとられたという連絡がしばしばあります。

個人的には、小形包装物のサイズで収まるなら、小形包装物に書留をつけてイギリス・フランス・スペインで送ることを、強くおすすめします。それ以外は、佐川・ヤマトを検討してください。



もしサイズが小形包装物に収まらない場合かつDHLやFedExと契約していない方で、スペイン・フランス・イギリスに送る場合は、佐川かヤマトの国際宅急便の利用を強くおすすめします。(同じ高い料金を払うなら確実に速く届いてですからね)

ただ、ヤマトでは郵便局と比べて、送ることができない物品が多いので上記の説明を参考に、調べてください。

また、ヤマトの場合、全地域には配達していません。しかし、主要都市はカバーしています。
ヤマトのウェブで記載されている配達可能地域は、以下のリンクを参照してください。カスタマーサービスセンターへ直接電話をして、送りたい国を伝え、「配達可能地域か知りたいので、郵便番号を言うので調べてもらえますか?」と伝えるとスムーズです。


国際宅急便サービスセンター   - 0120-5931-69

イギリス
http://date.kuronekoyamato.co.jp/date/KokusaiTakkyubin?ACTID=J_RKWTJS0050&SEARCH_ID=04&LAND_CD=GB
フランス
http://date.kuronekoyamato.co.jp/date/KokusaiTakkyubin?ACTID=J_RKWTJS0050&SEARCH_ID=04&LAND_CD=FR
スペイン
http://date.kuronekoyamato.co.jp/date/KokusaiTakkyubin?ACTID=J_RKWTJS0050&SEARCH_ID=04&LAND_CD=ES


航空便  Airmail

料金表
https://www.post.japanpost.jp/int/charge/list/index.html

  • 手紙・書類・荷物すべて可能
  • 飛行機で輸送し、空港に到着後、陸路で発送されます。
  • 料金は高いが、早く着きます。
  • ちなみにEMS・クーリエサービスも区分としては航空便


SAL便 

(エコノミー航空便) Surface Air Lifted の頭文字

現在停止中。復活の見込みなし。


船便  Seamail

料金表
https://www.post.japanpost.jp/int/charge/list/index.html
  • 遅い!
  • 安い!
  • 荷物の扱いが雑の場合が多いようです。
  • グリーティングカードとDメール・Pメール以外対応

郵便局のウェブには、1ヶ月から3ヶ月とのことですが、私の感覚では、トラブルがないとして2ヶ月から4ヶ月ほどかかります。私はほぼ船便は利用しません。

法人で大型コンテナクラスの貨物は、船便の利用に限られるでしょうが、個人の比較的小型な荷物であり、ビジネス取引である以上、やはり1ヶ月半以内で到着してくれないと困ります。



郵便物の種類と荷物

海外発送における郵便物とは、EMS郵便物と通常郵便物と小包郵便物に分かれます。



それぞれの発送方法にはサイズの限度があります。また補償の限度額、スピードの違いがあります。希望する条件をリストアップして、その条件の組み合わせで選べる発送可能が決まってきます。

通常郵便物

  • 手紙(書状)・はがき − 信書ですね。
  • 印刷物(本や雑誌等、グリーティングカード含む)
  • 小形包装物 (SMALL PACKETと表記する必要。国際eパケットというサービスで送る場合は記載する必要はありません)
  • Dメール・Pメール (大量に出す時にお得・取り扱い店に注意)
  • 点字郵便物 (無料!・点字のみ)
  • 特別郵袋印刷物 (専用の袋に印刷物をつめて30(20)キロまで同一住所に送れる・取り扱い店注意)
  • 国際郵便料金受取人払(IBRS/ はがき・手紙 / 100通以上から)

それぞれ詳しくはこちら
https://www.post.japanpost.jp/int/service/index.html

小形包装物 

通常郵便物の中で、定形郵便以外の大きさのものはこの小形包装物の規格が適用されます。
https://www.post.japanpost.jp/int/service/small_packing.html
大きさ:
  • 最大 縦+横+高の合計が90cm以内 (2mmの誤差は許容されます)、かつ最大の長辺が60cm以内、かつ2kg まで
  • 信書は同封できません。
  • 最小 長さ 14cm かつ幅 9cm以上
  • 巻物の場合 最大 長辺が90cm以内 かつ 直径の二倍 を 長辺に足した長さが104cm以内。つまり最大のもので、直径が7cmで長辺が90cmのもの。
  • 巻物の場合 最小 長辺+直径の二倍が17cm以上 かつ 長辺が10cm以上であること。 つまり最小は 直径が3.5cm以上 で長辺が10cm以上あること
保険:
  • オプションで書留がつけられるが保険は付けられない。書留の補償限度額は6000円まで。それ以上の額の補償の保険はつけられない。


国際小包郵便物

https://www.post.japanpost.jp/int/service/i_parcel.html
  • 荷物(小包)を取り扱いします。
  • 信書は同封できます。 参考 https://www.post.japanpost.jp/int/question/54.html
  • 航空便、SAL便、船便に対応。
  • ほとんどの国が30kgまで。国によっては10kgまで。
  • 荷物を、国際小包として航空便で送る場合、EMSの方が、安くて早く到着します
EMS の方が早く、安く、送れて、なぜ国際小包がまだあるのだろうかと疑問かと思われるかもしれませんが、国際小包では、SAL便、船便が選択できますので、安く送ることができます。


私の経験では、EMSで最速は4日でした。船便は、あくまで、最速2ヶ月という意味です。2ヶ月から半年と思っておきましょう。船便は非常に遅く、追跡番号はあっても、到着の日がまったく読めないので、自分や家族宛てに海外へ(から)送るときに使うということには便利です。

追跡番号がない船便は最安ですが、本当に忘れた頃に届きます。番号がないので紛失してもわかりませんね。

また、国際小包では、EMSが対応してない地域へ荷物を送りたい場合は、国際小包しか方法がありません。
例;米軍の APO FPOアドレスには、EMSでは送れません。ネットを調べてみると、インターネットオークションやeコマース等で商売している人は軍用のアドレスへ送っているみたいですが、ほとんどの人は送ることがないでしょう。


※私個人としては、日本国内の米軍基地へ荷物を、米軍関係郵便物として送ったことがあります。海外発送扱いのようですが国内料金で送れます。一旦、郵便局の東京国際支店へ集められ、米軍が回収して配達されるみたいです。
ベテランの郵便局員の人が対応してくれたのですが、初めて米軍関係郵便物を扱うとのことで、本部に電話で確認しながら手続きをしてくれて、30分ほど待たされた記憶があります。向こうもかなり迷惑だったでしょう。ちゃんとレシートに米軍なんとかと記載されていました。

ヤマト国際宅急便

郵便局以外の方法で、その他民間の業者が提供しているサービスの中で手頃なのが、ヤマト運輸の国際宅急便です。


留学・引っ越し・別送品に特化したサービスもあり、ヤマトも力をいれています。
国際物流に長けた、アメリカのUPSと提携しているので、非常に安心です

郵便局以外の会社を使うメリットとして大きいのが、通関業務を代行してくれる点です。
郵便局でも、20万円以下の品は、簡易通関でそれほど手間取るものではありませんが、上記したように、EMS  のように他業者に引き渡されるケースや、国によっては受取人が、税務情報などの情報を税関に提供するまで保管されてしますケースもあります。
しかし、ヤマトなら一貫して、配達までやってくれるので非常にスムーズです。
注意点は、以下の国は、法人以外の依頼は受け付けていません。
  • アジア - 中国・フィリピン・モンゴル・インド
  • 北米・中米  - カナダ・メキシコ
  • 南米     - アルゼンチン・パラグアイ・ブラジル・ベネズエラ
  • ヨーロッパ  - ポルトガル・ロシア
  • 中近東    - カタール・サウジアラビア

また、利用可能な地域であっても、全域は配達してくれません。
カスタマーサービスに電話で、届け先の郵便番号を伝えて調べてもらいましょう。
国際宅急便サービスセンター   - 0120-5931-69

料金体系
郵便局は、規定サイズまずあり、重量別に小刻みで料金が変わりますが、ヤマトの場合、国内の宅急便と同じような料金体系です。
書類パック B4以内  1kg以内
60サイズ 2kg以内
80サイズ 5kg以内
100サイズ 10kg以内
120サイズ 15kg以内
140サイズ 20kg以内
160サイズ  25kg以内

例えば、アメリカ宛ての荷物を、EMSで、80cmサイズで5kgの荷物を、郵便局で送ると8700円です。しかしヤマトだと、4650円で送れます!しかもEMS 並みのスピードで。
上位の適応サイズに切り替わるギリギリ、例えば、5kgや10kgなどの、節目の重量の荷物を送る時にお得度がマックスになります。

どういう場合におすすめかというと
  • 税関が手間取る国に送る時 (イタリア・スペイン・ドイツ)
  • EMSでトラブルが多い国へ送る時。(イギリス、フランス)
  • 郵便事情が悪い国。(新興国、イタリア)
注意点として、
一つの送り状につき、20万円しか補償してくれないので、それ以上の補償を求める場合は、郵便局を使うか、個別で保険を契約するか、DHLを使うに限られてきます。


国際宅急便商品ページ
http://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/customer/send/services/oversea/
国別ガイド
http://date.kuronekoyamato.co.jp/date/Main?LINK=WT
  


国際宅急便別送品

別送品が送れます!


※別送品・・・自分宛の国際荷物 例えば、スーツケースに入らない、身の回り品・土産品などの荷物。申告金額が20万円以下は免税になる。酒たばこ等は別に計算。商業目的の利用は不可。

※ちなみに日本の郵便局で別送品を送る場合は、別送品(Unaccompanied Baggage)と書きます。そして自分が帰国・入国時に、別送品申告書に確認印をもらい、荷物が届いた時にその種類を提出する必要があります。居住している国のガイドを参照してください
https://www.yamatoamerica.com/cs/international-ta-q-bin/international-ta-q-bin-separate/

留学宅急便

留学先に持っていきたい荷物を送ることができるサービスですが、国際他急便別送品で送る場合との違いは、別送品は帰国時、留学宅急便は、元払いのみで日本から海外という点や、本人入国後でないと配達できない点や、利用可能地域に違いがありそうです。
また別送品はドル建てで支払うようです。そして別送品はカナダ、アメリカのみのようです。
http://www.y-logi.com/service/kaigai/service/ryutaku/index.html

海外引っ越しのサービス

海外へ移住するあるいは、海外赴任のために引っ越しする際に利用するものだと思いますが、移住する場合は、スーツケースで運ぶもの以外、基本的に現地調達なのかなと察しますが、お気に入りの食器、本、服等を運ぶ場合に使うのでしょうか?
留学便との違いは、留学宅急便は航空便、引っ越しらくらく海外パックは航空便と船便、それ以外は船便のようです。
http://www.y-logi.com/service/kaigai/service/index.html

補償・保険について

補償についてはこちらを一読ください
国際郵便の損害賠償制度
https://www.post.japanpost.jp/int/service/damage.html


  • 書留
書留はオプションのサービスの一つで、通常郵便物につけることができます。国際小包の場合、書留は付けられず、代わりに保険が付けられます。
※ちなみに特別郵袋印刷物のカナダ・アメリカ宛ての荷物には書留はつけられません。利用する人は非常に少ないと思われますが。。。
書留の補償限度額・・・・6000円まで、不着・紛失の場合は、送料が別途補償されます。
特別郵袋印刷物(カナダ・アメリカ以外)の書留の補償限度額は30,000円までです。

  • 保険付
保険付は、オプションサービスの一つで、国際小包と手紙のみにかけられます。
補償限度額は、EMSと同じで200万円までです。

※ちなみに数年前まで速達というオプションがありました。

ヤマト:
一つの送り状(ここでは発送伝票の意味)あたり、20万円までです。ただし、品物の価格が明記されていない場合は、1kgあたり 19 SDR です。(2895円 2019年1月26日現在)


佐川:
一つの送り状あたり、20USDまでとなっています。高額な荷物の発送は貨物海上保険を付保することを推奨しています。 
※佐川は補償額、発送地域、料金を鑑みた場合、佐川でしか送れないという場合以外は(そういう場合は思いつきませんが)おすすめできません。


東京海上日動
外航貨物海上保険  https://www.tokiomarine-nichido.co.jp/hojin/marine_site/kamotsu/gaiko/

三井住友海上
外航貨物海上保険  https://www.ms-ins.com/business/cargo/gaiko/

FedEx、DHLに関しては、保険付きオプションを扱っています。これはウェブで公式にはわかりづらい部分なので、サポートに問い合わせて確認してください。




梱包

海外へ発送する荷物の梱包をする際は、基本的にダンボール箱を使用することが基本ですが、小さいものだったり、小形包装物の許容サイズの限度に合わせる場合、箱を使わないで発送するケースもあります。
ヤマト運輸の梱包ガイドが役立つかもしれません。
http://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/customer/send/preparations/packing/

必要なもの & あればいいもの
  • ダンボール箱 (スーパーで入手、あるいはDIYショップで購入)
  • ダンボール板 (箱を使わない際に土台として)
  • 気泡緩衝材・エアシート (いわゆるプチプチ)
  • ストレッチフィルム (梱包ラップ)
  • 新聞紙 (緩衝材として)
  • その他 (ウレタンやスポンジで緩衝材として活用できそうなもの)
  • 大きい封筒 (角形1号がいい)
  • 封筒で入らない場合、クラフト紙
基本的には箱に入れて、緩衝材を入れて、フィルムでぐるぐる巻き(水濡れ対策)が基本形ですが、箱を使わない場合、ダンボールで覆ったり、プチプチをふんだんに惜しげも無く使って耐衝撃性をつけます。そしてプチプチを固めるためにフィルムでぐるぐるに巻きます。

要点は、
  • 内容品に合わせて厳重に梱包
  • 水濡れ対策は重要
  • 梱包を解く側の身になって梱包する。厳重であれば良いというものでもない
  • 商品である場合、元の外箱の傷にすらクレームをくることがあるので、元の箱も商品の一部と考えること
  • 破損は、長年やっているとどうしても一定数起きるという心構えでやる

ちなみにFedExでは外装がダンボール以外では、特別料金をとるようになったようです。2025年現在の情報です。プチプチやフィルムなどが機械に挟まって壊れたので、監視のための人を張り付けておかなければならず導入されたとの噂です。






注意点
  • 荷物取り扱いは、国内の配送と比べて雑になる可能性があります。
  • ある程度の落下の衝撃に耐えられるよう緩衝材を隙間なく入れることが重要です。割れ物は等に注意。品物同士がぶつかって損傷することにも注意。
  • 水濡れ対策も必須です。
  • 壊れ物の場合、気休めではありますが、見えるところに、"Fragile" と書いておきましょう。ちなみにFragile という語は、ラテン語起源の語ですので、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語でも文字で通じます。微妙に変化しますが。また別の表現もあるようです。
  • 食品の入っていた箱を使う場合は、食品の文字が隠れるようにクラフト紙で覆いましょう。場合によっては、食品が入っていると思われ、税関で足止め・返送をされてしまいます。(私は一回もありませんが)
  • 高額商品、あるいは人気商品、例えばiphone等はパッケージから推測できないようにしましょう。盗難リスクを抑えます。
  • 梱包しすぎで、料金が高くならないように、計りで計測しながらやるといいでしょう。