2022/05/22

Android TV (スマートテレビ)でYouTube の年齢確認を求められた場合の対処法 (グーグルアカウント)


 


スマートテレビ(android TV)で YouTube のアプリを開き、動画を見ようとしたら、上の画像のような表示が出て、動画が閲覧できなかった経験はございませんか?

これは、動画の内容がセンシティブな内容で、年齢制限がかけられている動画のため、この事象が発生します。

そのため、android TV のYouTubeアプリで、年齢制限がかけられている動画を見るためにする方法を紹介します。

まず重要なことは、android TV で年齢制限がかかっている動画を見る場合は、チャンネルアカウント(YouTubeで作ったチャンネル名のアカウント)ではなく、グーグルのパーソナルアカウント(グーグルで一番最初に作ったアカウント)で閲覧する必要があります。


2022/01/25

Chrome でウインドウ間の移動をキーボードのショートカットで行う方法 Mac 編


 



このショートカットは、調べ物をしながら書き物をする時や翻訳する際に、ウインドウ間を行ったり来たりする動作をキーボードで行う方法を説明したものです。

このような動作を普通はマウスで行なっているかと思いますが、移動が頻繁にあるので、肩や腕、首の負担が減り、また作業も捗ります。

ちなみにタブ間の移動は コントロールキー(右下・左下にある)と Tab キー (左側中腹にある)を使って移動できます。

私は acer のモニター 42インチ型を使っているので、かろうじて三つのウインドウを並べることができます。

ちなみに、15.7インチのクロームブックを最近使い始めたのですが、そちらではウインドウを二つ並べています。ラップトップ(ノートブック)の場合タッチパッドがキーボードにあるので正直、そっちの方が速いかもしれません。慣れればショートカットの方が速いかも。

トラックパッドや、キーボード自体にタッチパッドのような機能がついたものがありますので、そちらを利用すれば、特にウインドウ間の移動は苦ではないかと思います。


初期設定では ⌘ + @ となっているのですが、これは コマンドキーと シフトと @ (数字の2) の三つのキーを押す必要があります。これはちょっと使いづらくありませんか?


そこで好きなキーを設定します。


設定方法

1. システム環境設定を開く

システム環境設定は、上のメニューバーのリンゴマークをクリックして、「このマックについて」の下にあります。また、アプリ の一覧にもあります


2. キーボードを選ぶ




3. 上のショートカットタブを選び、左のリストから キーボード を選ぶ



4. 選んだら、すでに割り当てられているキーを、自分好みのキーに変更します。

私は、オプション + A を使います。 (左手の人差し指で A を押し、親指で option を押す感じです)



このショートカットは クロームに限らないのですが、ウインドウを並べて作業するアプリで他にあるとしたら、私の場合は finder ぐらいでしょうか。


以上で chrome でウインドウ間の移動のショートカットの設定方法を終わります。





2022/01/02

Mac で Push 2 /Ableton Live (DAW) と Serato の音をOBS で配信・録画する設定方法



 

今回は、Macを使ってDAW ソフトの Ableton Live で鳴らしている音を Youtube で配信またはビデオを作成するための機器の設定をまとめます。


経緯

頻繁に配信や動画作成をしないためいつも方法を忘れてしまい、毎回、設定で奮闘していたので個人的な備忘録として。


目的

Youtube やインスタグラムに投稿する動画またはライブ配信の音声を、カメラ(スマホ)のマイクで拾った音ではなく、ダイレクトのクリアなサウンドを録音するため。




定番配信ソフト OBS

必要なもの

  • Mac - macbook, imac, mac mini, mac pro
  • オーディオインターフェース※(パソコンとつなぐUSB・モニタースピーカ(またはアンプ)とつなぐケーブルを含む)
  • DAW ソフト - Ableton Live (その他のDAW ソフトでも今回の記事で応用できます)
  • 配信ソフト - 今回は OBS (フリーソフト;持ってない方はこちらからダウンロード https://obsproject.com/ )
  • 仮想オーディオ デバイスソフト Soundflower  あるいは Blackhole※ をダウンロード 今回は soundflower での説明ですので 持っていない方はこちらからダウンロード https://soundflower.softonic.jp/mac

※M1チップの入った新しい mac は Soundflower のサポート対象外ですので、Blackhole をダウンロードしてください。名前とeメールアドレスが求められるのでそれを入力してダウンロードしてください。もちろん他にも仮想オーディオデバイスソフトはありますので、それでもかまいません。



他の仮想オーディオデバイスソフト でも Soundflower でも以下の説明は変わりません。  Soundflower を読み替えて以下の説明を参考にしてください。


※Serato でライブDJ を配信する場合は、serato が必要です。

楽器演奏や DJ ではなくて純粋に DAW だけの音を出す場合や、Macの音を外部スピーカで聴かない人はいらないです。

方法

前提

OBS がインストール済み
Soundflower がインストール済み

比較的新しい Mac だと、セキュリティ上 OBS にカメラとマイクへのアクセス許可を与える必要があります。

OBS にアクセス権を与える

システム環境設定 > セキュリティとプライバシー を選んでください。

開いたら、プライバシー のタブを選び、カメラ、マイク 共に OBS 横の四角い箱にチェックを入れる






これでオッケー。




オーディオインターフェースの接続を確認



オーディオインターフェースがMac と接続されて音が再生可能な状態から始めます。

まず システム環境設定 をアプリのフォルダから開き、サウンド をクリックし、出力のタブをクリックし、オーディオインターフェースが選択されていることを確認。私のオーディオインターフェースは Steinberg UR22C なのでその名前をクリック。










では設定方法です。





1. Audio MIDI 設定 で 複数出力装置 を作る。


Audio MIDI 設定のソフトは、アプリケーション > ユーティリティ > Audio MIDI 設定 でたどり着ける。





では起動します。

起動したら、左下の + のボタンをクリック して 複数出力装置 を選ぶ。





複数出力装置 を作成したら、オーディオインターフェース の名前 (ここでは Steinberg UR22C) を選択し、Soundflower にもチェック 2ch でも 64ch どちらでも、両方でもかまいません。音ずれ補正はどっちでもいいです。



ちなみに、オーディオインターフェースを使わないで、配信を行うひとは、soundflower と mac 内蔵のスピーカにチェックを入れるといいでしょう。 

注意
soundflower だけ選択してしまうと、音が聞こえなくなるので、モニターすることができません。ヘッドフォンでも聞こえません。

mac 内蔵のスピーカで聴きながら配信する人は、 mac のスピーカにチェックを入れる。
ヘッドフォンで聴きながら配信する人は、ヘッドフォンをヘッドフォン端子に接続すると、外部ヘッドフォンという項目がオーディオ装置一覧のなかに出てくるので、それをチェック。



2. システム環境設定からサウンドを選び、複数出力装置を選択する


システム環境設定 > サウンド へ移動して、出力 タブをクリックして、複数出力装置を選ぶ。入力は、オーディオインターフェースのままで大丈夫。



3. DAWソフトを起動して、環境設定を開き、オーディオ出力にしようするデバイスとして 複数出力装置 を選択する


この記事では Ableton Live ですので、画面上のメニューバーから LIVE をクリックして環境設定を開く。





これでオッケー。あとは OBS の設定をして終わりです。


ちなみに、パソコンが二台あれば、soundflower もMIDI 設定で複数出力装置を作る必要もありません。


4. OBS のオーディオ設定で 複数出力装置を オーディオに選ぶ

OBS を開いて、設定 > 音声 と移動して グローバル音声デバイス のセクションで、任意のマイク音声あるいはデスクトップ音声に、Soundflower (2ch でも 64 ch OK)を選ぶ。





ちなみに ここで オーディオインターフェースも選択しておきましょう。

DAW の方で DJ なり楽器専用のオーディオトラックを作っておけば soundflower だけでも DJ/ 楽器 の音が出るのですが、今度は、オーディオインターフェースからスピーカへ出る音と、live のオーディオトラックから出る音が重なり、そして若干遅延があるため、OBS の方で、DJ / 楽器専用の オーディオソースを割り当てておき、DAW 側のDJ / 楽器専用のオーディオトラックの方はモニターを切っておく必要があります。 

ちなみにこのままでは DAW の方で録音した DJ/楽器 とableton で打ち込んだ音を合わせた際にずれが発生しますが、それは別の機会に記事にします。

OBSの遅延の解消

音声と映像のずれは昔から悩みの種で、カメラに内蔵のマイクで撮っていない限り、原理的にずれてしまいます。

映画やドラマの撮影で「よーい アクション!」 でカチンコ🎬 を鳴らしますが、あれはそのためのようです。ハンドクラップで代用することもあるそうです。

カメラによって遅延の度合いが変わってくると思います。私が使用したのはiPhone のアプリケーション EpocCam Pro になります。 

OBS  の遅延の解消法をまとめます。

とりあえず、遅延は無視して録画してみました。





遅延がわかるでしょうか? PUSH 2 で点滅してる部分が現在再生中の部分なのですが、光っているパッド部分より手前で鳴っているのが確認できると思います。

ターンテーブルの方の遅延はごくわずかなので気づかないかと思います。
※結果的に同程度のずれでした。セラートの方はオーディオインターフェースを経由してmac の方へ行って録音され、ableton liveは直接mac で録音されると考えずれがあると思ったのですが、違うようですね。


ではもう一度、わかりやすいように動画を撮りました。




シンバルの音が、1パッド分ほどずれているのが確認できるかと思います。

これらの解消方法は、意図的に OBS の方で、2つの音源それぞれを遅延させて、気づかない程度に合わせる地味な作業をします。




オーディオの詳細プロパティをクリックすると以下の画面が出てきます。

ここで同期オフセットの部分に映像と合う程度の遅延させる時間の値を入力します。単位はms ミリセカンドです。

値が大きいほど音声が遅延します。逆にマイナスを入力すると映像より速くなります。(つまり映像との乖離が広がる;もっとずれる)ここでは、音声を遅延させる必要があるため、プラスの値を入力します

ちょうどいい値を得るために、

値を入れる → 録画する → 確かめる → 修正する

これの繰り返しになります。

一度値が決まれば今後それを使えばいいので、とりあえずがんばってちょうどいい値を探します。

コツとしては、違いがわかるように、最初は大きめの数値を入れて徐々に下げていくという方法がいいかもしれません。


ちなみに私の場合は
PUSH 2 (Ableton Live) の方は 230 ms
ターンテーブルの方も 230 ms

と設定しました。

では修正後をご覧ください。




最初は、ターンテーブルの方(マイク2)の遅延の方が少ないと思い、小さい値を入れていたのですが、どうも録音後聞いてみると、スクラッチの音が全体的に速く出ていたので、揃えてみたら合いました。スクラッチが下手のせいがありますが、それはどうか無視してください 笑


おそらく使っているカメラやPCの性能、接続の環境によって違いが出ると思いますのでいろいろ試してください。

以上で、Mac で映像と音声を別撮りで録音する方法とそのズレの解消方法のまとめを終了します。









2021/05/29

Mac 一台でSerato DJ をプレイしつつ編集ソフトで同時録音する方法





今回は、Mac一台で、Serato DJ Proでプレイ中の曲を、同時に波形編集ソフトに録音するのをまとめます。あまりニーズが無いかと思います。

Mac が二台、あるいは別で PC があれば、ミキサーの外部出力から別のマシンへ繋げば、それで編集ソフトで録音できます。今回の記事の肝は、一台でやることにあります。


目的:

ミックスを事後的に曲単位で簡単に編集するため。

まずSerato DJ Pro (以下セラート) 自体に録音をする機能は付いています。しかし事後的に曲単位で編集することができません。

もちろん、内蔵の録音機能を使っても、クラブでのDJのように、ミックス自体の構想を細部まで練って、一曲づつ編集したのを使って、一発録りでやればできます。しかし後からアイデアが出てきて編集する場合、また一発撮りする必要があります。

もちろん一発撮りでの音量やイコライジングの一貫性の重要さは理解していますが、今回は、曲単位でガレージバンドなどの編集ソフトで編集していく方法をまとめます。

ちなみに、余談ですが、何回も一発撮りすれば、DJが上手くなるのは間違いありません。集中力も身につきます。昔はみんなそうでした。



セラートの録音ボタン



必要なもの

  • Mac or PC
  • ターンテーブル (あるいはCDJ またはコントローラー)
  • オーディオインターフェース内蔵のミキサー、あるいはスクラッチライブやDS1 などのデジタル・バイナル・システム (DVS)
  • オーディオインターフェース(これが重要)


すでにオーディオインターフェースは持っている人も多いかもしれませんが、オーディオインターフェース内蔵のミキサーを持っている人は、単体のオーディオインターフェースを持っていないという人もいるかもしれません。


ちなみにわたしが買ったのは、スタインバーグの UR22C

ミックス制作のみならず、スカイプやズームなどで、ダイナミックマイクをつないだり、DJ の曲を配信するときにも使っています。別にUR22Cでなければいけない、ということはありません。オーディオインターフェースの機能があれば問題ありません。(XLR接続などの端子はご自身の機材との兼ね合いで判断ください)





失敗編


まずオーディオインターフェースを使わないとどうなるかを御覧ください。
  1. セラートをmac で起動
  2. オーディオインターフェース内蔵のミキサーとUSB で接続(セラートと同期するため)
  3. ミキサーのマスター出力キャノン端子から、モニタースピーカーへライン端子に変換して接続(音を再生するため。セラートでは、mac 本体からはミックスの音が出ないことに注意。)

私の使っている パイオニアの DJ-M3 は、RCA端子のマスター出力・XLR (キャノン)端子のマスター出力があります。

これで、セラートでのミックスは使用可能の状態です。

次に、ガレージバンドで録音するために、マスター出力のRCA端子から、Mac mini の音声入力端子 (ヘッドフォン端子と兼用)に繋ぎます。ではどうなったか御覧ください。








セラートで流している曲の波形ではなく、信号バイナルのピーっという信号が録音されるだけになります。セラートからの曲はスピーカーでしっかり再生されているにも関わらず、録音されている音は、信号音になってしまいます。


方法

では、オーディオインターフェースを、ミキサーとモニタースピーカーの間に挟んでみましょう。同時にオーディオインターフェースからMacへ USB で繋ぎます。





そして、環境設定の「サウンド」で入・出力設定を変えます。





入力のタブクリックし、Steinberg UR22C を選択。この時に下の入力レベルで、ミキサーからの音が来ているかを、ゲージの振れで確認ください。


次に出力タブをクリックし、同様に、Sterinberb UR22C 選択。曲を、「ミュージック」でもレコードでもかまわないので、再生してスピーカからの出音を確認してください。




では最後に、ガレージバンド(他のソフトでもオッケ)を起動し、環境設定から入出力の設定をします。共に、 Steinberb UR22C を選択。



これで、録音可能です。

ガレージバンドのゲージを確認してください。音が信号音ではなく、セラートで再生中の曲がしっかり録音されていると思います。




ちなみ最初に言うべきでしたが、セラートとガレージバンドの同時起動は CPUを大きく使います。 クロームなどのブラウザを開いているとなおさら使います。 

私の mac mini は 6コアの3.2 GHz の i7 ですが、録音・再生を同時に行っていると本体が熱くなります。これ以下の CPU だと負荷がかかりすぎてしまうかもしれません。無駄なソフトは閉じておくといいかもしれません。


ガレージバンドで再生しながら、それに合わせて曲をつないでいくことももちろん可能です。

やり直しも何回もできます。しかし、ガレージバンドで再生側の曲のイコライザや音量はミキサーの側でいじることができませんので、あらかじめ、あるいは事後的に、マウスを使って音量やEQを絞る作業が必要です。このため、自分の耳を頼りに、ミックスの一貫性に注意深く配慮する必要があります。

また当然ですが、ガレージバンドで再生中の曲の BPM は表示されませんので、自分の耳を頼りに合わせてください。 

上でも述べましたが、DJ の練習のコツは、一発録りをし、それを聞いて、また録るの繰り返しでうまくなります。集中力も身につきます。つなぎでもカットインでも移行時のEQと音量には最大限の注意を払いましょう。DJ の力量が表れます。



































2019/02/26

デジタル・アナログとは


デジタル・アナログについて





そもそものデジタル・アナログそれぞれの意味の前に、それらは何について説明しているのでしょうか?